ロジカルシンキング最終

さて、二条(森)塾ですが、
今回で終わりにしますね。

論理思考の落とし穴に付いて。
先ず情報に接したとき
①個人的な思い込みや希望的観測が入る
②誤った前提、隠れた前提に気づかない
③事実を誤認したり、事実を過大・過小評価してしまう
④情報を無批判に受け入れる

等があるそうです。
ならばどうするか?
自分の意見も、他人の意見も健全な批判精神で見る。
つまり、人として尊敬しても、発言内容は良く聴いてみる。
慎重に、冷静に、客観的に情報を読み取る。
単一情報でなく複数の情報源から判断する。
自分の性格、傾向、クセの自覚
等が対策です。
なかなか難しいものですが、自己分析が充分出来ていて、
普段から色々と考えていれば、自ずと何とかなりますね。

次に考えているときは
①結論としての主張ではなく、思いつきの主張になってしまう
②論点や根拠の欠如
③思考プロセスに飛躍や短絡がある

などが陥る点です。
対策は?
理由や根拠を先に考える
論理は論点と根拠のつながりにあることを認識して考える
一歩一歩理詰めに考える習慣づけ

そうして、表現するときには
①主張を明言しない
②根拠を十分に示さない
③感情的な表現や曖昧な表現をする
④省略レベルが高い
と、このような点は駄目なのですね。
特に③は日本人には弱点ですので気をつけましょう。

最後に、考え抜く習慣の4つの大事なワードですが、
So What?
だから何?
次に来るものは何か、言いたい事は何かを考える
Why?
何故そう言える?
根拠を示す、或いは考える
Another?
他にはないのか?
もっと、もっと他には無いのかを突き詰める
True?
本当にそういえるのか?
権威に屈せず、言っている内容が本当に正しいのかを考える

このような4つを考える習慣をつけていくと良いようです。

以上が講義内容でした。
既に今まで勉強してきていることの基礎的な考え方ですね。
クリティカルシンキングのベース部分ですし、
ゼロベース思考はこの場合だけでなく、
色々なところ、場面で必要とされるスキルですね。
又、フレームワークやマトリックスは単体で学ぶ機会も在るかと思います。

そうして、現在目指すところは、
水平思考に因るイノベーションシンキングですね。
いかにして、頭をやわらかくして、ゼロベース思考で考えられるか?
それがすべての原点のような気がします。
平成建設のブログをしばらく前に書きましたが、
ああいったことが出来るのは、しっかり疑問を抱いて業界の常識に挑戦したからですね。
そこに、差別化や差異化のキーがありますね。

今までに無い、業務形態・販売方法・経営手段などいろいろ考える事は一杯ですね。
すべては自己研鑽の末の自己理解から始まります。
もっと自分自身を磨かねば。

最後に、私自身の思考の鍛え方は読書でした。
擬似経験による脳への刷り込みはかなり効きますよ。
そうした習慣化によって、講義を拝聴したときも、
自然と手が動き、自分の中にあるワードと結びつける事が出来てきます。
更に、講義がヒントになって、自分が次に学ぶべき事の片鱗も見えるのでとても有意義です。

さて、次はどちらを書こうか悩みつつ、今日はこれぐらいで・・・


タグ :論理的思考

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2007年10月17日 Posted byso good at 09:20 │step